次回の富士スピードウェイはマシンにとっても、ドライバーのふたりにとっても非常に相性のいいコース。しっかり対策を施すとともに、万全の姿勢で臨むことになる。

 

新田守男選手コメント

「突然、Wヘアピンのふたつ目で加速しようとした時、ドライブシャフトがポキッといってしまいました。比較的いいレースラップで走れていたし、慎重に走りつつ順位も上げられていたんで、もし何も起きなかったら……。あれはセカンドグループになるのかな、最終的に2位になったBMWも見える位置で走れていたから、僕らピットも早いんで勝負になるんじゃないかな、と思っていたんですけどね。気を取り直して次の富士は僕らにとって、いちばんの勝負どころですから、確実に獲りに行きますよ!」

 

嵯峨宏紀選手コメント

「レースを走れなかったのは残念でしたが、マシンパフォーマンスの高さはラップタイムの良さで証明されましたので、次の富士に向けていい材料になったと思います。ただ、開幕戦という大事なレースをトラブルでリタイアしてしまったのは、非常に残念です。次の富士はトヨタのホームコースなので、チームとしてしっかり対策を施し、全力で勝ちに行きます。応援、よろしくお願いします」

 

金曽監督コメント

「開幕戦に至るまでたくさんの皆様のご支援をうけ この場に立てたのにドライブシャフトの破損で早々に戦線離脱という結果。午前中のフリー走行も2番手タイムと上々の仕上がりを見せ新田選手も上位を狙えるポジションまで来ていただけに期待に対しての反動が大きすぎます。悔しさよりも応援くださる皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。次戦の富士はPRIUSが最も得意とするサーキット、必勝体制でリベンジを果たしたいと思いますので変わらぬご声援のほど宜しくお願いいたします。」